2016年5月1日〜2日 近丸新道・甲武信ヶ岳・三宝山・雁坂峠 奥秩父 2016年05月04日 0 大型連休に甲武信ヶ岳に行ってきました。燕も飛んでいますしもう初夏を感じますが、山の上はどうでしょう。今年は雪が少ないそうですが…。IMG_20160501_095229 posted by (C)OtterSF西沢渓谷入口から出発して、しばらくは舗装された遊歩道を歩きます。西沢渓谷もよさそうな所ですが、今回は寄っていく時間はありません。IMG_20160501_095832 posted by (C)OtterSF近丸新道と徳ちゃん新道の二つの登り口がありますが、近丸新道の方を行くことにします。天候が悪いときには通れないようなので、通れるときに通っておこうという考えです。IMG_20160501_101328 posted by (C)OtterSF白っぽい砂や小砂利がサラサラ崩れていくような斜面を何度もトラバースしていきます。花崗岩が風化したものでしょうか。左手に沢を見下ろしながら登っていきます。IMG_20160501_102837 posted by (C)OtterSF古い軌道が残っています。ここは枕木も残っていますね。IMG_20160501_103320 posted by (C)OtterSFこんな風に軌道が崩落しかかっているところもあります。IMG_20160501_104023 posted by (C)OtterSFこれは何でしょうか。IMG_20160501_104341 posted by (C)OtterSF前方に堰堤が現れました。IMG_20160501_104434 posted by (C)OtterSF堰堤の手前で徒渉します。ここの水量が多くなると通行が危険になるのでしょうか。この徒渉地点が2つの沢の合流点になっていて、ここからは二つの沢の間の尾根を登っていきます。IMG_20160501_113743 posted by (C)OtterSF白い結晶質の石がたくさん落ちています。別に珍しいものではないと思うのですが、鉱物の知識がないので何だか分からない。石英かな?IMG_20160501_114310 posted by (C)OtterSF石楠花のトンネルです。花の季節は素晴らしいでしょうね。枝が張り出していて、掻き分けるようにして進まなければいけない箇所もあります。IMG_20160501_115953 posted by (C)OtterSF徳ちゃん新道との合流点まで来ました。IMG_20160501_120643 posted by (C)OtterSF石楠花と米栂の道。IMG_20160501_131056 posted by (C)OtterSF亜高山帯の針葉樹の森。IMG_20160501_132012 posted by (C)OtterSF融け残った雪が現れました。IMG_20160501_132647 posted by (C)OtterSF砂地に岩がゴロゴロしている開けた場所に出ました。霞んでいますが、下に広瀬湖が見えます。今日の出発地はあの湖の少し上流でした。IMG_20160501_134240 posted by (C)OtterSF登山道を雪が覆うようになってきました。アイゼンなしでも歩けそうな状態だったので、チェーンスパイクを用意していきましたが、この日は使いませんでした。朝に再凍結した下り坂をいくなら、やはり軽アイゼンはあった方がいいと思います。IMG_20160501_135412 posted by (C)OtterSF木賊山も雪はほとんどなし。ちょっと拍子抜けしました。IMG_20160501_140340 posted by (C)OtterSF木賊山を過ぎると、甲武信ヶ岳は目の前です。IMG_20160501_141339 posted by (C)OtterSF甲武信小屋前にも雪はありません。荷物を置いて、甲武信ヶ岳山頂に登ってみます。IMG_20160501_142800 posted by (C)OtterSFうっかり風を止めるものを羽織らずに登ってしまったので寒い。人も多いし展望もよくないので、適当に山頂標識だけ撮ってすぐに下りました。IMG_20160501_150251 posted by (C)OtterSF甲武信小屋の鯉のぼり飾り。今日はここで一泊です。聞いていた通り、夕食後には恒例のビデオの上映会。なるほどこれか、と結構真面目に観ました。IMG_20160502_061908 posted by (C)OtterSF翌朝、朝食を済ませて、もう一度甲武信山頂に登ってみます。富士山、南アルプス、八ヶ岳がよく見えました。折角なので、ここから少し足を伸ばして三宝山まで行ってみます。三宝山までの道は針葉樹の森で、雪もそれなりに残っています。IMG_20160502_065213 posted by (C)OtterSF三宝山到着。埼玉県最高峰です。埼玉県に関係ない人には、何のことはない地味な山でしかないかもしれませんが、来ておきたかった山です。また甲武信小屋まで引き返して、雁坂峠を目指します。IMG_20160502_075807 posted by (C)OtterSFここが賽の河原かな。右手に富士山が望めました。IMG_20160502_080443 posted by (C)OtterSF前方には、これから登る破風山。その山容から、建物の破風にちなんで名付けられたのでしょう。IMG_20160502_081231 posted by (C)OtterSF深く削られた道を下っていきます。IMG_20160502_081444 posted by (C)OtterSF立ち枯れた木々。縞枯れ現象?IMG_20160502_082102 posted by (C)OtterSF明るい笹原の道を下ります。日差しが少し暑いですが、風が涼しい。奥秩父主脈上の道でゴールデンウィーク中なので、縦走中の登山者の姿をよく見かけます。IMG_20160502_082431 posted by (C)OtterSF鞍部に破風避難小屋。ここから破風山への登りが始まります。IMG_20160502_085133 posted by (C)OtterSF大きな石がゴロゴロした直登が続きます。破風と名が付くだけあって尖った山なんですね。なかなか大変。IMG_20160502_085511 posted by (C)OtterSF大石ゴロゴロの登りが終わったところで、甲武信方面を振り返って一枚。IMG_20160502_090303 posted by (C)OtterSF西破風山頂に到着。展望はありません。IMG_20160502_090925 posted by (C)OtterSF東破風山に向けて進みます。花崗岩の露岩帯があって、面白いといえば面白いし、大変といえば大変です。右手に富士山や南アルプスを見ながら歩いていきます。IMG_20160502_092532 posted by (C)OtterSF東破風山。IMG_20160502_093737 posted by (C)OtterSF破風山を去って、雁坂嶺へ向かいます。なかなか面白い山でした。IMG_20160502_100632 posted by (C)OtterSF雁坂嶺に到着。ちょっと休憩して昼食を取りました。ここからはほぼ下りだけです。IMG_20160502_103741 posted by (C)OtterSF雁坂峠に向かって気持ちのいい笹原の道が続いています。楽しいですね。IMG_20160502_104129 posted by (C)OtterSF前方の鞍部が雁坂峠。広々とした開放感のある峠ですね。同じく笹原の峠だった、谷川岳の蓬峠をちょっと思い出しました。IMG_20160502_104323 posted by (C)OtterSF雁坂峠は日本三大峠のひとつ。後の二つは北アルプスの針ノ木峠と南アルプスの三伏峠だそうです。日本アルプスの両峠と比べると標高は高くありませんが、気持ちのいい場所です。IMG_20160502_104504 posted by (C)OtterSF峠から笹原の斜面を下っていきます。笹の中に疎らに生えているのはトウヒかな。日差しを直に浴びてしまいますが、涼しい風が谷から吹き上げてくるので助かります。しかし、もっと気温が上がる季節にここを歩くのは暑くて辛そう。IMG_20160502_111529 posted by (C)OtterSF井戸沢を過ぎると…IMG_20160502_112649 posted by (C)OtterSF沢沿いの道になります。IMG_20160502_114428 posted by (C)OtterSFここで徒渉。IMG_20160502_120419 posted by (C)OtterSF登山道から舗装道出るところの滝。IMG_20160502_120547 posted by (C)OtterSF沓切橋を渡ると舗装された道をしばらく歩くことになります。落葉松の新緑が美しく、ミツバツツジや桜の花も楽しめる道でした。IMG_20160502_122948 posted by (C)OtterSF雁坂トンネルの山梨側入口の横を通ります。あと少し歩くと、道の駅みとみに着きました。甲武信という字は後から付けたものらしいですが、甲斐・武蔵・信濃国境に当たるということから上手く付けたものだと思います。また、笛吹川(富士川)、荒川、千曲川(信濃川)の三大河源流としても知られています。奥秩父には、瑞牆山や金峰山など楽しそうな山がまだまだあります。少し長めの縦走もしてみたいですね。 [0回]PR
2015年4月26日 三峯神社表参道・霧藻ヶ峰・妙法ヶ岳 奥秩父 2015年04月27日 0 三峰口駅からバスで大輪へ。 車道の脇にある鳥居をくぐって… 登竜橋で荒川を渡ると… 三峯神社への表参道です。雰囲気があっていいですね。石碑に「是より本社五十二丁」とあります。一丁は約109メートル。この先、参道の所々に丁目石があります。古くから多くの人に利用された道だけあって歩きやすい。いい季節で日曜日なのに歩く人は少ないみたいです。今は車で行く人が多いですからね。 清浄の滝です。かつてはここで身を清めてから参拝したとか。清流には山椒魚など貴重な生物が棲んでいますので、現代では水を汚さないようにしなければいけません。 かつて薬師如来堂があった場所だそうです。ベンチや四阿があり、休憩ができます。 さあ三峯神社に着きました。立派な門です。たくさんの人が参拝に来ていました。 写真にある杉は畠山重忠が寄進したものと伝えられています。重忠は鎌倉幕府成立期に活躍した武将で、その清廉な人格で知られています。後に謀反の疑いをかけられ滅ぼされました。悲劇の人物でもありました。奥多摩の高水山のお寺も重忠と所縁があったようです。 御札を頂きました。御使いは狼です。狛犬も狼を象っています。秩父地方の特徴ですね。 昼食をとった後、賑やかな神社付近をあとにして、雲取山方面へ進みます。雲取で一泊したらしい登山者とよくすれ違います。地蔵峠まで来ました。このほんの少し先に三角点があり… 秩父宮御夫妻の記念レリーフの先に… 霧藻ヶ峰休憩所があります。ここにはちゃんと管理人さんがいます。ちょっと霞んでいましたが、ここから両神山がよく見えました。さて今日はピストンなので、ここで引き返します。 往路と同じルートを引き返すわけですが、妙法ヶ岳の三峰奥宮を訪れてみます。三峰神社と妙法ヶ岳の間のルートは、車で来たらしい普通の服装の人も歩いています。 急な階段の先に鎖場があります。大した高さではないので難しいことはありませんが、気をつけて登ります。 奥宮に着きました。さあ、引き返すとしましょう。神社の近くの店でソフトクリームを買って食べました。普段はソフトクリームなんて食べたくならないのですが、疲れていると甘いものが欲しくなるようです。好天で日差しが強いので冷たいものがうれしい、というのもあります。帽子と日焼け止めの用意をして正解でした。標高がそれなりにあるせいか気温はそれほど高い気がしなかったのですが、日差しはまた別ですね。その後、順調に大輪まで下りることができました。表参道は人が少なく静かで、新緑と水の美しさが印象的でした。秩父の歴史と春を感じる山歩きでした。2015年4月29日〜30日 雲取山 [0回]