ミズノの夏用ウェア素材 道具 2016年03月09日 0 ドライなんとかという名前のものがいろいろあって、何が違うのかよく分からなかったので調べてみました。「ドライサイエンス」スタンダードな吸汗速乾。素材表示はポリエステル100%。「ドライアクセル」吸汗速乾に加えて、肌面に疎水糸を交ぜて肌をドライに保つようにしている。ファイントラックのドライレイヤー的な機能が付加されていると考えればよいか。素材はポリエステルがベースで、ポリプロピレンが疎水性の働きをしていると思われる。「ドライベクター」水を吸うだけでなく、衣服内の湿気も吸って乾かすという素材。素材表示を見ると、ポリエステルに「指定外素材(ドライベクター)」というのが加わっている。「ソーラーカット」ポリエステルの繊維の芯部に特殊ポリプロピレンを使うことで、太陽光の反射率を高めている素材。「ドライアクセル」や「ドライベクター」と組み合わせている商品もある。特殊ポリプロピレンを使っているという割には、素材表示はポリエステル100%だったりする。芯部に使うような場合には表示しないというルールなのかもしれないが、詳しいことはよく分からない。「アイスタッチ」熱伝導率の高い繊維を使うことで、汗が気化するときの清涼感を増しているらしい。素材表示を見ると、綿やレーヨン、ポリエステル(商品によって異なる)に「指定外繊維(アイスタッチ)」が交じっている。アウトドアウェアには使われていない。一定量の水が気化するときに奪う熱量は一定なので、あくまで効果は「清涼感」にとどまる製品なのかもしれない。また、山で「冷たく感じる」というのは、夏でも場合によっては欠点であるというのもあるだろう。いろいろ開発していて面白そうです。ただ、アウトドア用はSサイズがなくて、Mサイズだとちょっとダブつくんですよね。 [0回]PR