レイヤリングについて考えた:防風ベストの活用 道具 2016年01月05日 0 いまさら言うもおこがましいかもしれませんが、3レイヤリングは登山の基本です。直接、肌に接するベースレイヤーには吸水性・速乾性に優れる化繊ないしウールを。中間層にフリースなどの保温力のあるものを。アウターに防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックスなどの素材を使ったシェルを。というのが教科書的なレイヤリングですが、常時3レイヤーすべてを装備して行動していたら暑くて仕方ないですよね。暑ければ脱ぐし、寒くなれば羽織る。でも脱ぎ着の手間(回数)はできるだけ少なくしたい。自分にとって最適なレイヤリング構成を見つけるのは、なかなか難しい。ベースレイヤーだけで歩くことも多いので、最近試しているのは、ベースレイヤーの上に保温性のない、風を止めるだけの極薄ベストを着ること。自転車用の背面メッシュ、前面フルジップのものを使っています。少々の風なら防いでくれますし、ジッパーを全開にすれば、背面はメッシュですから、蒸れというデメリットは最小限に抑えられます。寒くなったら、そのまま上に防風性のあるソフトシェルを羽織ってしまいます。つまり、3レイヤリングといっても、ベースレイヤーだけで行動することも、ベースレイヤー+ミドルレイヤーで行動することもあるので、各層にそれなりの防風性を与えてやろう、という方針です。第一層:ベースレイヤー(速乾性)+ベスト(若干の防風性)第二層:ソフトシェル(保温性+防風性+撥水性)第三層:防水シェル(防水性+防風性)具体的な製品選びや使いこなしについては、まだまだ研究の余地があります。 [0回]PR