ゴロー「S8」の感想 道具 2016年03月10日 0 去年に作った登山靴。ゴロー「S8」とりあえず一冬使った時点での感想です。IMG_20160310_000913 posted by (C)OtterSF最近は、靴下の重ね履きはしないほうがいいという流れのようですが、S8は昔ながらのタイプの登山靴なので、靴下は二重履きのほうがしっくりきました。アンダー靴下の上に、極厚手のウール靴下で丁度いい。薄めのインソールも入れています。IMG_20160310_001158 posted by (C)OtterSF実験的に試してみたのが、ネオプレーン靴下。登山用のものは手近な店では見当たらず。ちゃんと探せばあるのかもしれませんが、とりあえずワークマンにおいてあった安いものを試してみます。下にそこそこの厚さのウール靴下を履いて、その上にネオプレーン靴下を履いてみました。結果、保温性・クッション性ともに悪くないようです。ただし、ネオプレーンは透湿性のない素材なので、下に履いたウール靴下がぐっしょり濡れるほど蒸れます。蒸れるというのは知識としては知っていて予期していたのですが、実際に試してみると「これほどとは…」という驚きがあります。靴下が湿っても行動中は冷えたりはしないのですが、足が濡れているとマメができやすくなるので気をつけたほうがいいようです。写真のネオプレーン靴下は丈が長すぎで、その分、蒸れる範囲も広がってしまいます。とりあえず長すぎる分を折りかえして使いましたが、いっそ切ってしまおうかとも思いました。S8は「スリーシーズンの縦走と、冬山は入門程度の山行に使用できます。」という製品なので、本格的な雪山登山には向かないと思いますが、積雪期は低山しか登らないので十分役立ってくれました。 [0回]PR
ミズノの夏用ウェア素材 道具 2016年03月09日 0 ドライなんとかという名前のものがいろいろあって、何が違うのかよく分からなかったので調べてみました。「ドライサイエンス」スタンダードな吸汗速乾。素材表示はポリエステル100%。「ドライアクセル」吸汗速乾に加えて、肌面に疎水糸を交ぜて肌をドライに保つようにしている。ファイントラックのドライレイヤー的な機能が付加されていると考えればよいか。素材はポリエステルがベースで、ポリプロピレンが疎水性の働きをしていると思われる。「ドライベクター」水を吸うだけでなく、衣服内の湿気も吸って乾かすという素材。素材表示を見ると、ポリエステルに「指定外素材(ドライベクター)」というのが加わっている。「ソーラーカット」ポリエステルの繊維の芯部に特殊ポリプロピレンを使うことで、太陽光の反射率を高めている素材。「ドライアクセル」や「ドライベクター」と組み合わせている商品もある。特殊ポリプロピレンを使っているという割には、素材表示はポリエステル100%だったりする。芯部に使うような場合には表示しないというルールなのかもしれないが、詳しいことはよく分からない。「アイスタッチ」熱伝導率の高い繊維を使うことで、汗が気化するときの清涼感を増しているらしい。素材表示を見ると、綿やレーヨン、ポリエステル(商品によって異なる)に「指定外繊維(アイスタッチ)」が交じっている。アウトドアウェアには使われていない。一定量の水が気化するときに奪う熱量は一定なので、あくまで効果は「清涼感」にとどまる製品なのかもしれない。また、山で「冷たく感じる」というのは、夏でも場合によっては欠点であるというのもあるだろう。いろいろ開発していて面白そうです。ただ、アウトドア用はSサイズがなくて、Mサイズだとちょっとダブつくんですよね。 [0回]
2016年3月5日〜6日 雲取山(鴨沢から三峯神社) 奥多摩 2016年03月07日 0 雲取山へ行ってきました。ルートは去年、歩いたときと同じです。2015年4月29日〜30日 雲取山IMG_20160305_085509 posted by (C)OtterSF鴨沢から歩きはじめますが、登山道に雪はまったくありません。暖かな日でしたが、体調が今一つな感じです。まあ微妙なものなので、行動に影響はないでしょう。IMG_20160305_094628 posted by (C)OtterSF水場のある箇所。いまだ雪を見ず。IMG_20160305_101641 posted by (C)OtterSF朽ちた木の株の窪みに小さな残雪を発見。IMG_20160305_110956 posted by (C)OtterSF七ツ石小屋に至るまで登山道に雪なし。ただ山の斜面に雪が残ってるのは見えます。晴れていましたが富士山は見えず。四月から小屋の運営が変わるとの張り紙がありましたが、詳しい事情はよくわかりません。IMG_20160305_115646 posted by (C)OtterSF石尾根に乗ると、登山道にも多少雪が残っています。IMG_20160305_120434 posted by (C)OtterSF七ツ石山です。空が青い。IMG_20160305_120619くm posted by (C)OtterSF雲取山へと続く稜線。道は泥濘の箇所多し。IMG_20160305_122733 posted by (C)OtterSFダンシングツリーの横を通り過ぎます。IMG_20160305_124602 posted by (C)OtterSF奥多摩小屋手前のヘリポート。IMG_20160305_130224 posted by (C)OtterSF日当たりの悪い道にはシャーベット状の雪。IMG_20160305_132751 posted by (C)OtterSFこんな感じの道を歩いていきます。IMG_20160305_134804 posted by (C)OtterSF避難小屋の付近から振り返ってみます。日当たりの良い山梨側の斜面は雪が少なく、東京側の斜面は木々の下に雪が多く残っています。IMG_20160305_135334 posted by (C)OtterSF雲取山頂に来たら、タイミング悪く曇ってしまいました。IMG_20160305_141408 posted by (C)OtterSF山頂から雲取山荘へ下りていく北斜面の道はしっかり雪があります。表面に薄く積もった雪の下は凍っているようです。ここまではアイゼンなしで問題なく来られましたが、チェーンスパイクを着けて坂を下りました。山荘で一泊します。この日は南から暖気が押し出して来ているとかで、気温はあまり下がらないようでした。IMG_20160306_054900 posted by (C)OtterSF夜明け前。東の空に有明の月がかかっています。あと数日で新月でしょう。登って間もなくに日が出てしまいます。気温は零下2度くらい。わりと暖かですね。朝食を済ませて出発の準備をして、山荘を発つのは日が昇ってからになりました。IMG_20160306_065850 posted by (C)OtterSF朝日に照らされる大ダワ。時折、やや強い風が吹きますが、幸い冷たい風ではありません。天気予報では今日は曇りのち雨。大気が多少不安定になっているのでしょう。IMG_20160306_072023 posted by (C)OtterSF長沢背稜方面との分岐点。雪の残った箇所と雪のない箇所とが交互に現れます。IMG_20160306_072627 posted by (C)OtterSF日当たりの良くない斜面では、写真のような道が続きます。IMG_20160306_074513 posted by (C)OtterSF三峯側のルートは、自然林の中を歩いていくのが魅力です。開放的な石尾根縦走路と同じくらい好きな道です。IMG_20160306_080937 posted by (C)OtterSF白岩小屋の前に差しかかりました。白岩山からの下りの道は、まだまだ雪があります。IMG_20160306_080750 posted by (C)OtterSF小屋の前からの眺望。天気予報の割には、まあまあ良い天気ではないでしょうか。IMG_20160306_090626 posted by (C)OtterSFお清平まで来ると雪はかなり少なくなります。このあたりは広葉樹ばかりですが、雪の残り方と植生は連関しているようにみえます。IMG_20160306_092453 posted by (C)OtterSF霧藻ヶ峰。IMG_20160306_092524 posted by (C)OtterSF多少雲はあれど、青い空。雨に降られることも覚悟していましたが、幸い天気は最後まで保ちそうです。IMG_20160306_095632 posted by (C)OtterSF炭焼平まで来れば、三峯神社まではあと少しです。登山道に概ね雪はありませんが、鴨沢側と違って、登山口近くまで行っても多少の雪はありました。IMG_20160306_102930 posted by (C)OtterSF三峯側の登山口まで着きました。神社にお参りして、温泉で汗を流してから、昼食に蕎麦を食べて帰ることにします。実はもう少し早く行こうと思っていた山なのですが、諸事情で残雪期(でいいのかな?)に登ることになりました。来シーズンは雪の石尾根を歩いてみたいと思っています。 [0回]
2016年2月28日 比叡山・八王子山(日吉大社) 近畿 2016年03月02日 0 たまたま京都に行く機会があったので、軽く京都の山を歩いてみました。京都の街から比叡山を越えて琵琶湖側まで歩いていくというのが面白そうです。延暦寺や日吉大社にも寄ってみるつもりです。IMG_20160228_083147 posted by (C)OtterSF叡山電車に乗って、修学院駅で下りました。IMG_20160228_090253 posted by (C)OtterSF駅から音羽川沿いに歩いて、雲母橋を渡ると…IMG_20160228_090712 posted by (C)OtterSFそこが登山口です。市街地から登山口までが近く感じます。東京の方が特殊なのかもしれませんが。IMG_20160228_090841 posted by (C)OtterSFこの道は雲母(きらら)坂といって、昔から使われてきた道なのだそうです。道がまるで切通しのように深く削れています。場所によっては、人の背よりも深い底を歩きます。IMG_20160228_091532 posted by (C)OtterSFそう言えば登山口の手前に、音羽川では砂防に非常に苦労したというような説明が書いてありました。雨などで土砂が削られやすい土地なのですね。IMG_20160228_091940 posted by (C)OtterSFちょっと面白い風景になってはいると思います。IMG_20160228_094016 posted by (C)OtterSF送電鉄塔のあるところでちょっと展望がありました。IMG_20160228_094630 posted by (C)OtterSF道が広くなりました。何人かのトレイルランナーと行き交います。登っていくと杉の植林帯になります。IMG_20160228_101544 posted by (C)OtterSF電波塔がありました。ケーブルカー駅のすぐ近くです。IMG_20160228_102441 posted by (C)OtterSF条件が良ければ、京都の街とその先の大阪の高層ビルまで見えるそうですが、この日は霞んでいてあまり眺望はよろしくありません。少し休憩してから、ケーブルカー駅の横を通り過ぎて比叡山の山頂を目指します。舗装路を少し登っていくと、比叡山頂のバス停に出ます。そこではじめて琵琶湖を眺めることができました。この日は白く霞んでいましたが、空気が澄んでいれば眺望良好な地点と思われます。IMG_20160228_105611 posted by (C)OtterSF大比叡の山頂標識と三角点。展望はなく、近くに電波塔などの施設が建っています。先へ進んでいくと、前方から鐘の音が聞こえてきます。延暦寺が近いようです。IMG_20160228_111214 posted by (C)OtterSF裏から延暦寺に入ってしまいました。写真は阿弥陀堂。IMG_20160228_112705 posted by (C)OtterSFこちらが大講堂。近くに鐘があり、ときどき参拝者が鳴らしています(一回五十円)。cIMG_20160228_113155 posted by (C)OtterSF延暦寺の案内図。遅ればせながら巡拝券を買っておきます。現在補修工事中の根本中堂にも行ってみます。撮影禁止なので写真はありません。中庭?に少しだけ雪が残っていました。この日、比叡山で見た雪はこれだけでした。IMG_20160228_113330 posted by (C)OtterSF延暦寺専用消防車を発見。ナンバー付いてません。万一火事があると貴重な文化財が燃えてしまいますからね。IMG_20160228_121145 posted by (C)OtterSF本坂という道を使って、琵琶湖の方へ下りていきます。IMG_20160228_121658 posted by (C)OtterSFこちらの道もだいぶ雨で削られていますね。IMG_20160228_124203 posted by (C)OtterSF本坂の最後は石の階段になっていました。振り返って写真を一枚。IMG_20160228_124246 posted by (C)OtterSFそのすぐ脇に東海自然歩道の指導標があります。高尾山からずっとつながっているんですよね。IMG_20160228_124350 posted by (C)OtterSFすぐ目の前に日吉大社があります。日吉は「ひよし」と読みますが、かつては「ひえい」と言いました。各地にある日枝神社の大元であり、延暦寺ができる以前から比叡(ひえい)山にいる神様を祀っています。伝教大師(最澄)はこの山の神を仏教の立場から「山王」と呼び、今でも「山王さん」という呼び名が続いています。この神様のお使いは猿だとされています。IMG_20160228_124439 posted by (C)OtterSF神社の入り口から見える小高い山が八王子山で、写真ではわかりにくいですが、山頂付近に三宮が見えます。あそこまで登れるのか!と、ちょっとワクワクします。IMG_20160228_125111 posted by (C)OtterSF訪れてみて、とても雰囲気のいい神社だと感じます。写真のように小さな水路が巡らせられており、社殿の前をきれいな水が流れています。外部からのケガレを阻み、神域を清浄に保つという象徴的な意味合いがあるのでしょう。IMG_20160228_125434 posted by (C)OtterSF西本宮の拝殿。IMG_20160228_125500 posted by (C)OtterSF拝殿の後ろに本殿。いずれも檜皮葺の立派な建物です。IMG_20160228_125531 posted by (C)OtterSF檜皮葺屋根の構造が紹介されています。維持するのは大変のようですが、いつまでも残してほしいと思います。IMG_20160228_130816 posted by (C)OtterSF続いて東本宮の拝殿。IMG_20160228_130624 posted by (C)OtterSF本殿。どの建物も華美なところがなく、落ち着いた佇まいです。自然と穏やかな気持ちになります。IMG_20160228_131626 posted by (C)OtterSF最後に三宮へ向かいます。道は広くてよく整備されていますが、傾斜はそこそこあります。疲れた様子で歩いている参拝者の姿が目につきます。距離は短いので、山歩きに慣れている人なら、そう苦労はしないとおもいます。IMG_20160228_132734 posted by (C)OtterSF三宮が見えてきました。こちらも雰囲気のある立派な建物です。IMG_20160228_133004 posted by (C)OtterSF上から琵琶湖を見下ろすことができます。ちょっと霞んでいますが、なかなかの景色です。三宮から下って日吉大社を辞すと、真っ直ぐ坂道を下りてJR坂本駅まで歩きました。京都から琵琶湖までの距離感を歩いて確かめることができて、満足の山歩きでした。日吉大社はとてもいいところで、おすすめの場所です。 [0回]
2016年2月21日 黒檜山・赤城山駒ヶ岳 赤城・皇海・筑波 2016年02月22日 0 雪のある時期に登ってみたかった赤城山の黒檜山へ行ってきました。前日は平地は雨でしたが、山の様子が気になります。とりあえず、秋に来たときと同じルートで歩いてみるつもりです。2015年10月12日 黒檜山・赤城山駒ヶ岳・長七郎山IMG_20160221_093600 posted by (C)OtterSF黒檜山登山口。雪が少ないですね。去年に来たときはもっと雪があったのですが、暖冬、ということでしょうか。2015年3月8日 赤城山地蔵岳大沼のまわりでも風があるので寒く感じます。IMG_20160221_095737 posted by (C)OtterSF地蔵岳と大沼。登山道はところどころ氷になっていました。気温は一番低いときで零下7度くらい。でも風が強い。ハードシェルのフードをしっかりかぶって、オーバー手袋も着けました。IMG_20160221_102054 posted by (C)OtterSF黒檜山山頂へ続く尾根道。風で樹氷が剥がれて、フードにパチパチ音を立てて当たります。IMG_20160221_105444 posted by (C)OtterSF黒檜山山頂にて。IMG_20160221_110038 posted by (C)OtterSF展望台にも行ってみましたが、眺望は得られませんでした。風でどんどん雲が流れているので、ときどき青空が覗きます。IMG_20160221_111754 posted by (C)OtterSF駒ヶ岳に向かう途中。地蔵岳と大沼、小沼。IMG_20160221_112253 posted by (C)OtterSF駒ヶ岳へ続く道。IMG_20160221_114508 posted by (C)OtterSF駒ヶ岳山頂は雪がありませんでした。ここから下っていく道は、雪のある箇所とない箇所とが半々くらい。凍っているところも多くて面倒でした。IMG_20160221_123905 posted by (C)OtterSF覚満淵の横を歩いていきます。やっぱり雪が少なく、ところどころ地面が露出しています。IMG_20160221_125409 posted by (C)OtterSF鳥居峠にて。駐車場付近にも雪なし。ここから長七郎山まで歩くのもいいと思って来たのですが、風が強いのでやる気が減退。軽く体を押されるくらいの風圧。「まあ、いいか」ということで、引き返すことにします。IMG_20160221_131145 posted by (C)OtterSF覚満淵をのんびり歩いて引き返しました。行動時間は短めでしたが、ほとんどずっと風に吹かれていたので何となく疲れました。それにしてもハードシェルの防風力は頼もしいですね。気温は昼ごろには零下2度くらいまで上がりましたが、ペットボトルの飲料はシャーベット状に凍りはじめていました。風の力ってすごい。 [0回]