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いろいろ歩いて行くブログ

いろいろ歩いて行った記録です。 山域のカテゴリーはだいたい昭文社の登山地図にしたがっています。

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2015年6月13日 牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺

関東地方も梅雨入りしましたが、予報では雨は降らないようだったので行ってきました。

甲斐大和駅からバスに乗ります。小型のバス2台。補助席も使ってですが座って行けました。
すずらん昆虫館前で下りるつもりでしたが、アナウンスもなく通り過ぎそうになります。別の人が運転手に声をかけて停めてもらいました。
終点の上日川峠まで乗る人が圧倒的多数のようで、途中で下りるつもりの人は予め運転手に声をかけておいた方がいいかもしれません。


この登山口を使う人は少ないようです。蝉の大合唱が聞こえます。


こんな感じの林道をしばらく歩いた後、山道らしくなってきます。
針葉樹と広葉樹の交じり合う、なかなか感じのいい道です。


大きな岩があるなあと思って見るとパノラマ岩と名がついていました。


パノラマ岩の上からの眺め。大菩薩湖が見えます。


この付近の木は立ち枯れています。何故でしょうか?


牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂です。
天気はまあまあですがあまり遠くは見えません。それでも西には青空も見えるのですが、東側はドヨンと灰色の雲が空を覆っています。
風は涼しく快適です。

ここから大菩薩嶺に向けて北上。
大菩薩方面から来る人と頻繁にすれ違うようになります。


針葉樹の森。薄暗く湿って、苔むしています。


明るく乾いて、見晴らしのいい笹原。
異なる風景が交互に現れて退屈しません。


小金沢山頂。
ここで一息ついて昼食。



上日川峠からの道と合流する石丸峠は笹原の中にあります。
この付近にはつつじも咲いていて、赤い花の色が目を惹きます。


大菩薩峠に到着。人がたくさんです。
ちょっと休んで行動食を齧ったら、大菩薩嶺に向けて歩き出します。


道を振り返って、大菩薩峠と介山荘を眺めます。


大菩薩嶺へと続く道。


ここが標高2000メートルとのこと。
大菩薩峠と嶺の間はとても多くの人が歩いています。家族連れも多いですね。
午後に入っても涼しく、気持ちよく歩けます。


大菩薩嶺の山頂は展望もなく地味です。
この先は丸川峠を経て下山します。


樹林帯はつまらないと足早に歩き去る人も多いようですが、大菩薩嶺の森は雰囲気があってわりと好きです。コメツガ林とのこと。
標高を下げていくと広葉樹が増えてくるようです。それとともに再び蝉の声も大きくなってきます。


開けた所に出ると、そこが丸川峠でした。

だんだん疲れが出てきて、丸川峠からの下り道は足にこたえます。
気温も高くなってきたよう。
頑張って下り続けます。

その後、無事に裂石のバス停まで辿り着きました。
ところがやって来たバスが既に満席で立っている人もいます。裂石で更に乗りこんだので、なかなかの満員バスと化します。
少し先の大菩薩の湯前のバス停でもたくさん人が待っており、乗りきれずに次のバスを待つ人もいました。

梅雨の合間を狙っていきましたが、雨に降られることもなく、気持ちのいい山歩きが出来ました。
深田久弥の『日本百名山』でも、大菩薩嶺は手軽に行けて楽しい山という風な紹介をされていましたが、期待に違わぬいい道を歩けました。
また歩きたい山です。

2015年10月24日 大菩薩峠・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠

2016年1月31日 大菩薩嶺

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