忍者ブログ

いろいろ歩いて行くブログ

いろいろ歩いて行った記録です。 山域のカテゴリーはだいたい昭文社の登山地図にしたがっています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


日本人のフード嫌い

気分としてあるような気がします。
「フードなんてあんなもの被ってらんないよ」って思っている、たぶん。

街を行く人を見てもフードかぶっている人なんて全然見かけません。
街着として売られているパーカなんかも「パーカだから一応フードは付けときました」といった感じで、実際に被ったときの具合はあまり考慮して作られてない。

山でもフードは被りたくない人が多いようです。
雨とか、冬の寒風とか、どうしても被らなきゃいけないときだけ被る。
やっぱり、内心は「フードなんてあんなもの被ってられないよ」と思ってるのでしょう。

個人的には、アウターにはフードは付いていてほしい方です。
フードを被ったり脱いだりすることにより体温調節効果は侮れないものがあると思います。
帽子やイヤーウォーマーやネックウォーマーと違って、身につける前の「取り出す動作」や、脱いだ後の「しまう動作」も不要です。
だからフード派なんです。

まあ人それぞれでいいと思いますけど。

拍手[0回]

PR

ゴロー「S8」の感想

去年に作った登山靴。

ゴロー「S8」

とりあえず一冬使った時点での感想です。

IMG_20160310_000913
IMG_20160310_000913 posted by (C)OtterSF
最近は、靴下の重ね履きはしないほうがいいという流れのようですが、S8は昔ながらのタイプの登山靴なので、靴下は二重履きのほうがしっくりきました。
アンダー靴下の上に、極厚手のウール靴下で丁度いい。
薄めのインソールも入れています。

IMG_20160310_001158
IMG_20160310_001158 posted by (C)OtterSF
実験的に試してみたのが、ネオプレーン靴下。
登山用のものは手近な店では見当たらず。
ちゃんと探せばあるのかもしれませんが、とりあえずワークマンにおいてあった安いものを試してみます。

下にそこそこの厚さのウール靴下を履いて、その上にネオプレーン靴下を履いてみました。
結果、保温性・クッション性ともに悪くないようです。
ただし、ネオプレーンは透湿性のない素材なので、下に履いたウール靴下がぐっしょり濡れるほど蒸れます。蒸れるというのは知識としては知っていて予期していたのですが、実際に試してみると「これほどとは…」という驚きがあります。
靴下が湿っても行動中は冷えたりはしないのですが、足が濡れているとマメができやすくなるので気をつけたほうがいいようです。

写真のネオプレーン靴下は丈が長すぎで、その分、蒸れる範囲も広がってしまいます。
とりあえず長すぎる分を折りかえして使いましたが、いっそ切ってしまおうかとも思いました。

S8は「スリーシーズンの縦走と、冬山は入門程度の山行に使用できます。」という製品なので、本格的な雪山登山には向かないと思いますが、積雪期は低山しか登らないので十分役立ってくれました。

拍手[0回]


ミズノの夏用ウェア素材

ドライなんとかという名前のものがいろいろあって、何が違うのかよく分からなかったので調べてみました。

「ドライサイエンス」
スタンダードな吸汗速乾。素材表示はポリエステル100%。

「ドライアクセル」
吸汗速乾に加えて、肌面に疎水糸を交ぜて肌をドライに保つようにしている。ファイントラックのドライレイヤー的な機能が付加されていると考えればよいか。
素材はポリエステルがベースで、ポリプロピレンが疎水性の働きをしていると思われる。

「ドライベクター」
水を吸うだけでなく、衣服内の湿気も吸って乾かすという素材。
素材表示を見ると、ポリエステルに「指定外素材(ドライベクター)」というのが加わっている。

「ソーラーカット」
ポリエステルの繊維の芯部に特殊ポリプロピレンを使うことで、太陽光の反射率を高めている素材。「ドライアクセル」や「ドライベクター」と組み合わせている商品もある。
特殊ポリプロピレンを使っているという割には、素材表示はポリエステル100%だったりする。芯部に使うような場合には表示しないというルールなのかもしれないが、詳しいことはよく分からない。

「アイスタッチ」
熱伝導率の高い繊維を使うことで、汗が気化するときの清涼感を増しているらしい。
素材表示を見ると、綿やレーヨン、ポリエステル(商品によって異なる)に「指定外繊維(アイスタッチ)」が交じっている。
アウトドアウェアには使われていない。一定量の水が気化するときに奪う熱量は一定なので、あくまで効果は「清涼感」にとどまる製品なのかもしれない。また、山で「冷たく感じる」というのは、夏でも場合によっては欠点であるというのもあるだろう。

いろいろ開発していて面白そうです。
ただ、アウトドア用はSサイズがなくて、Mサイズだとちょっとダブつくんですよね。

拍手[0回]


レイヤリングについて考えた:防風ベストの活用

いまさら言うもおこがましいかもしれませんが、3レイヤリングは登山の基本です。

直接、肌に接するベースレイヤーには吸水性・速乾性に優れる化繊ないしウールを。
中間層にフリースなどの保温力のあるものを。
アウターに防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックスなどの素材を使ったシェルを。
というのが教科書的なレイヤリングですが、常時3レイヤーすべてを装備して行動していたら暑くて仕方ないですよね。

暑ければ脱ぐし、寒くなれば羽織る。
でも脱ぎ着の手間(回数)はできるだけ少なくしたい。
自分にとって最適なレイヤリング構成を見つけるのは、なかなか難しい。

ベースレイヤーだけで歩くことも多いので、最近試しているのは、ベースレイヤーの上に保温性のない、風を止めるだけの極薄ベストを着ること。
自転車用の背面メッシュ、前面フルジップのものを使っています。
少々の風なら防いでくれますし、ジッパーを全開にすれば、背面はメッシュですから、蒸れというデメリットは最小限に抑えられます。

寒くなったら、そのまま上に防風性のあるソフトシェルを羽織ってしまいます。

つまり、3レイヤリングといっても、ベースレイヤーだけで行動することも、ベースレイヤー+ミドルレイヤーで行動することもあるので、各層にそれなりの防風性を与えてやろう、という方針です。

第一層:ベースレイヤー(速乾性)+ベスト(若干の防風性)
第二層:ソフトシェル(保温性+防風性+撥水性)
第三層:防水シェル(防水性+防風性)

具体的な製品選びや使いこなしについては、まだまだ研究の余地があります。

拍手[0回]


ゴロー「S8」

ゴローの登山靴としては有名なモデルですが、S8を買ってしまいました。

IMG_20151115_004825
IMG_20151115_004825 posted by (C)OtterSF
これが購入直後の姿。
一緒に写っているのは、ゴローオリジナルの防水ワックス。
これを塗り込んで防水処理をします。

IMG_20151118_030950
IMG_20151118_030950 posted by (C)OtterSF
まだ靴紐を通していませんが、ワックスを塗ってたわしで磨いた後です。

これから履き慣らしていきます。
まずは平地で歩いて、それから低山、という具合にじっくり慣らす必要があるようです。

ゴロー「てつステッチダウン」

山幸「オリジナル登山靴」

その後:
2015年11月22日 天覧山・多峯主山・龍崖山

ゴロー「S8」の感想

拍手[0回]


        
  • 1
  • 2
  • 3