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いろいろ歩いて行くブログ

いろいろ歩いて行った記録です。 山域のカテゴリーはだいたい昭文社の登山地図にしたがっています。

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2015年5月23日〜24日 第13回飯能新緑ツーデーマーチ

こういうイベントは初めてなんですが参加してみました。

折角なので2日とも最長の30kmコースに挑戦することにしました。
そこで最初に考えたのは靴選びです。
固い舗装路をかなりの距離歩くことになるので、靴選びを間違えると足へのダメージがひどいことになりそうです。

天気予報を見ると初日は晴れの可能性が高い。そこで通気性が高く軽量なランニングシューズで行くことにします。ジョギング用に買ったアシックスのロードジョグという廉価なモデルです。
2日目は結果として晴れましたが、初日より雨の確率が高かったので防水性のあるシューズを選びました。アシックスのウォーキングシューズのフィールドウォーカーのゴアテックス使用モデル。山歩きに履いていっている靴です。

普段の山歩きと違うので、使わなそうな装備はどんどん外していきます。
初日は、雨具は軽量の折りたたみ傘だけ。水は500ml。簡単な昼食と行動食。すべてウェストポーチに収まりました。軽快に歩けます。
接待所で使うためのカップはカラビナで下げていきます。

さて、東飯能駅にほど近いスタート会場に着いて受付を済ませると、白いビニール袋に入ったあれこれを渡されます。中身は、絶対に必要なものとして、紙のゼッケンと地図兼チェックシート。ゼッケンは自分で書き込んで安全ピンで留めます。それから記念品のバッジとボールペン、お土産の狭山茶。袖付きのポンチョのような形のビニール製の緑のレインウェア。短時間ならいいですが、長く着ていると蒸れそうです。まあ、ロングコースを歩く人はそれなりの雨対策を各自でしているから大丈夫でしょうが。そして協賛企業のパンフレットやら何やら。
困ったことに、ウェストポーチにはこれ以上、物が入りません。
幸い、会場には中学生がやっている荷物の預かり所があるので、持てないものはそこに預けることができました。


30kmコースのスタートは8時です。結構な人数が並んでいましたが、ゴールを急ぐつもりはないのでほぼ最後尾から出発しました。
最初は少し渋滞気味のところもありましたが、だんだんバラけていってあまり気にならなくなります。

ルートのところどころに無料の接待所が設置されていて、麦茶やスポーツドリンク等が飲めます。漬物やなめこ汁の接待もあり、塩分の補給になります。おかげで持ち歩く水は500mlで取りあえず足りました。
行動食を持って行ったのでほとんど利用しませんでしたが、飴玉の接待もところどころにあります。

公式の接待所の他に、有志による接待や出店もあります。
宮沢湖付近の凍らせたブルーベリーの接待は、暑い日だっただけに助かりました。牛乳の出張販売車も利用しました。


変わったところでは、駿河台大学でもらえるペットボトルの水ですが、「駿大水」というパッケージがまるで市販品のようで不思議です。大学でわざわざ作ったんでしょうか。

朝のうちは曇っていて涼しかったのですが、昼ごろから日差しが強まってきました。
帽子に長そで、日焼け止めクリームで対策しておいて正解でした。

ちょっと気になったのは、黙々と歩く人が多く、接待所の他で水を飲んだり、行動食を口にしたりする人を見かけなかったこと。
熱中症で倒れた人もいたそうですが、行動中の水分、塩分、エネルギー補給はまめにしたほうがいいと思います。

そんなわけで、初日は2時前にゴールすることができました。グルリと飯能市内を歩いてスタート会場に戻ってきました。時速5km強のペースを崩さず最後まで歩けたので、満足の結果です。
いつもの山歩きと比べて行動時間は少し短いくらいですが、足の疲労感は結構あります。アスファルトの道だったせいかもしれません。

いったん帰宅して、2日目に備えることにします。

そして2日目。
朝起きると脚に疲労感が残っていますが、程度は軽そうなので予定通り30kmコースを歩くことにします。
天気予報は好転していて、雨の確率は下がっていましたが、念のためにレインスーツ等の用意をしていきます。荷物が増えて、この日はバックパックです。中身は軽いのですが。

受付は初日に済ませているので、前日使ったゼッケンと地図を持って東飯能駅の近くのバス乗り場に向かいます。
特に長くバスを待つこともなく、座って乗っていけました。
ひょっとしたら、早いスタートを狙って最初のバスにしたり、逆にギリギリ最後のバスにしたりすると、座れなかったかもしれませんが…。

2日目の30kmコースは名栗会場からスタートになります。
山歩きのときに使う、さわらびの湯や名郷に向かう道をバスが進んでいきます。名栗から入間川(名栗川)沿いに歩いて飯能市街まで戻ってくるルート設定です。

名栗会場スタートは8時頃になりました。
利用しませんでしたが、名栗会場にも荷物の預かり所があって、ゴールのメイン会場で預けた荷物を受け取ることができるようになっています。便利ですね。

このコースは、大まかに言って上流から下流への長い下り坂なので、足へのダメージに気をつけた方がいいでしょう。
心配した雨は降らず、また暑い日になりました。

接待所や出店があるのは初日と同じです。
この日は、甘酒饅頭というのと、つくねの串を買って食べました。どちらも美味しく感じました。牛乳の販売車は2日目も出ていたので利用しました。庚申水という湧き水が飲める地点もあります。
折角なので、出店などを積極的に利用していった方が楽しめると思います。

初日もそうでしたが、ルートの要所には誘導の係が立っています。
暑い中、大変だったと思います。感謝、感謝。
学生時代に何時間もずっと立っているアルバイトをしたことがありますが、ただ立っているのも疲れるものです。同じ時間、立っているのと歩いているのとどちらか選べと言われたら、私なら断然歩く方を選びます。


ゴール近くの美杉台のあさひ山展望公園には初めて行きましたが、思った以上に見晴らしがよく、解放感を味わえました。

さて、2日目も無事にゴールすることができました。初日とだいたい同じ時刻に着いたので、自分のペースを守って歩けたと思います。

両日ともほぼ平坦なコースなので、ときどき上り坂があるとかえって楽しく歩けました。平らな道を歩く筋肉と、坂を上る筋肉は別なのでしょう。いつもの山歩きで使わない筋肉が痛くなる一方で、ゴール間際の坂や階段では上りの筋肉に余裕がある感じでした。

足の裏は、しっかりマメができました。
靴の選択はそれほど間違っていなかったと思いますが、平地、舗装路の歩きが下手くそなんだと思います。

水分補給は心がけていたつもりですが、やや脱水気味だったかもしれません。両日とも、歩き終わった後に数時間かけて2リットルくらい水分をとったので、それだけ足りていなかったということでしょう。
水分の摂り方は改善の余地があると思います。

舗装路歩きは興味ないのですが、いい経験になりました。
たまにはこういうのもいいですね。来年も参加できればしてみたいと思います。

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2015年4月16日 入間川遊歩道・加治(阿須・霞)丘陵

前回、あけぼの子どもの森公園側から入れなかった加治丘陵エリアに再挑戦です。

2015年4月4日 青梅丘陵・霞(阿須)丘陵

最寄り駅は仏子ですが、あえて稲荷山公園駅から歩いてみます。


駅を降りてすぐのところにある稲荷山公園を通り抜けて入間川に向かいます。
入間川に合流する霞川を渡り、入間川右岸を上流に向かって歩きます。


この日、入間川沿いで一番美しいと感じた場所です。
こんな川岸がずっと続いてくれればうれしいのですが、そうも行きません。


ここは黒須市民運動場の付近で、舗装されて整備された遊歩道が始まります。
川沿いに車をつけて、釣りをしている人の姿をよく見かけました。


入間川に流れ込む支流を渡る場所。
増水したときは危険なので渡れません。

この遊歩道に沿ってそのまま進めば、前回訪れたあけぼの子どもの森公園に隣接する阿須運動公園にたどり着きますが、仏子駅の近くで道を外れます。
残念ながらこの遊歩道はあまり好みではありませんでした。
でも、以前ウノタワに行ったとき、入間川の源流近くまで行ったわけですが、この川があそこまで続いていると考えると何だか楽しくなります。


西武線の線路をわたって、加治丘陵エリアを目指します。
写真は仏子駅前にあった案内図です。


こちらは武蔵野音楽大学近くにあった案内図。
北側コースと南側コースがありますが、北コースを歩くことにします。


つづら折りの坂道を登って尾根道に来たところです。
このエリアのメインルートは、かつてはサイクリングロードだったようで舗装されています。


メインルートを少し離れたところにある三角点。すぐそばに四阿もあります。
丘陵内には舗装された道以外にも、地図に載っていない小径があります。


桜山展望台。なかなか立派な建造物です。
その名の通り、周囲には桜の木が植えられています。
花盛りには美しいでしょうが、大混雑しそうですね。
この展望台からの眺めは素晴らしいですよ。


このエリアに置かれた案内図です。

このエリアをここでは加治丘陵東エリアと呼ぶことにしますが、全体がよく整備された公園のようで、明るい印象です。
ランニングをしたり、散歩を楽しむ人とも、よくすれちがいます。

さて、愛宕神社の脇を通って道を下り、いったん一般道に出ます。
それから八幡神社の横を通ってもう一度丘陵に入ります。
このエリアを加治丘陵西エリアと呼ぶことにします。

公園化された東エリアに対して、加治丘陵西エリアはあまり手が加わっておらず、地味な印象です。
道も舗装されておらず、所々に指導標があるくらい。
この日はこのエリアで誰とも会いませんでした。


西へ進んでいくと、トラスト保全6号地に入りました。
イノシシ出没注意の表示があって驚きます。この広いとは言えない緑地でイノシシが暮らしていけるのでしょうか。ひょっとして、夜中にでも車道を通って丘陵の他のエリアにも行くのでしょうか。


小川がありました。
徒渉して小径を更に西に進むと…


この小さな踏切で八高線を越えることができます。
ここで車道に出て北に少し歩きます。


赤城神社の横から阿須丘陵エリアに入ります。
前回は北側の旧上州道を歩きましたが、今度は少し遠回りですが南側のコースを歩いてみます。

このエリアも人が少なく、この日も一人としか会いませんでした。
本当に何もないのですが、静かな雰囲気で一番好きなエリアです。

唐沢川に出たところでルートを選びます。
前回歩いた南側のコースが最短のように見えますが、右に進路をとって秋葉大権現の方向へ進みます。


その秋葉大権現ですが、このような石碑があるだけでした。
ここから七国広場に出て、立正佼成会の敷地の方面に進むのですが、この前に歩いたばかりなのに道がわからなくなって時間をロスしてしまいました。


写真は立正佼成会の桜並木です。もうすっかり終わっています。

この舗装路を越えると、霞丘陵自然公園までは大した距離ではありません。
ずいぶん疲れたので、この日も観音寺の参拝はしませんでした。御免なさい。

河辺駅まで市街地を2キロ少々歩いて、この日のハイクは完了です。
何だか前回より疲れた!

なお、以下の自治体のサイトでハイキングコースの情報が得られます。

飯能市
加治・美杉台まちづくり推進委員会
http://www.city.hanno.saitama.jp/0000001126.html

入間市
http://www.city.iruma.saitama.jp/midori_sizen/map_kajikyuryo.html
http://www.city.iruma.saitama.jp/midori_sizen/kaji_kyuryo/kajikyuryo_midokoro.html

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2015年4月4日 青梅丘陵・霞(阿須)丘陵

今回も軍畑駅から歩き始めます。
前回は平溝橋で左に入って高水山に向かいましたが、今日は直進して榎峠の方へ行きます。

2015年3月25日 高水山・岩茸石山・棒ノ嶺


しばらく進むと、ここが青梅丘陵ハイキングコースの入り口です。
この日は、午前中に霧吹きで吹いたような細かい雨が降っていました。レインウェアを上だけ着て、足もとに気を付けながら歩いていきます。


雷電山の頂上です。
北側の展望が開けています。ガスっぽい中に、採掘場?が不思議と幻想的に見えます。


手書きの案内図がありました。
せっかくなので、辛垣城址の方へ行ってみようと思います。


ここにかつて辛垣城があったそうです。残念ながら、今では目につくようなものは残っていないようです。
先へ進みます。


矢倉台休憩所。
まわりに桜の木がたくさんありますが、見頃は過ぎていました。残念。
この付近から道幅も広くなり、雰囲気が変わります。
歩いている人の数も多いですね。


このあたりから略地図も多く配置されてます。これはコース全体の地図。


こちらはコース東側だけの略地図です。


この茸のようなあずまやが第一休憩所です。
ここまで来ると青梅駅もすぐそばです。駅から電車の発車メロディの「ひみつのアッコちゃん」が聞こえてきて、何だか可笑しい。

程なく、鉄道公園に着きました。子供たちの楽しそうな声が公園から聞こえてきます。
ここからしばらく青梅の市街地を歩いて、霞丘陵を目指します。


塩船観音寺です。茅葺きの立派な門ですね。
このときは気がせいていたので入らなかったのですが、今にして思うと参拝しておけばよかったかもしれません。建物も花も美しいお寺らしい。
次の機会には拝観しましょう。


塩船観音寺の隣に霞丘陵自然公園があります。
この公園の北はゴルフ場で、丘の上からプレイする人々の姿がみえます。


公園はここで霞丘陵ハイキングコースに接続しています。

ハイキングコースは立正佼成会の敷地を横切ります。
舗装道になるのでハイカーとしてはその点は今ひとつなのですが、道の両側が立派な桜でちょうど見頃で、得した気になりました。
文句を言ってはいけませんね。


道は一度、一般道に出てから、ここでハイキングコースに戻ります。


このエリアの略地図がありました。


七国広場。特に何もありません。


分かれ道。
霞丘陵ハイキングコースのメインルートはここで左に行って岩蔵温泉に向かうのですが、右手の飯能方面へ進みます。


ここは阿須丘陵七国コースというハイキングコースにもなっています。
よく事情がわからないのですが、霞丘陵と阿須丘陵はどうも同じものの別名のようで、青梅では霞丘陵、飯能では阿須丘陵と呼ぶようです。更に入間では加治丘陵という呼び名があります。
琵琶湖から流れ出る川を、滋賀では瀬田川、京都では宇治川、大阪では淀川と呼ぶようなものでしょうか。
ここでは便宜的に、七国峠から東を阿須丘陵エリアと呼ぶことにします。


阿須丘陵エリアを進むと小川に行き当たりました。これが唐沢川でしょう。


これが略地図に堰堤とあるものですね。
この先で北へ進路を取り、旧上州道を歩きます。


前方に飯能の市街地が見えてきました。阿須丘陵エリアは人が少ないのか、雨はもうすっかり止んでいたのに、一人としか会いませんでした。

この後はまた市街地歩きです。
八高線の線路の下をくぐり、右手に駿河台大学、左手に阿須運動公園を見ながら歩いていきます。左右に桜が咲いていて気分よく歩けます。


着いたのはあけぼの子どもの森公園です。


不思議な建物があります。ムーミンの世界を表現した公園で、家族連れで賑わっていました。


この公園から、入間市側のハイキングコース(ここでは加治丘陵エリアと呼ぶことにします)に入るつもりだったのですが、通行止めです。
事前に下調べをしておけばよかったのでしょうか。後悔しても始まりません。
時間も遅いので、他のルートで丘陵に入ることは諦めて、最寄りの元加治駅から帰ることにします。
加治丘陵エリアはまたの機会にしましょう。


元加治駅前に略地図がありました。

今回は丘陵地ハイクでしたが、登山地図のようなものが事前に手に入らないので、何となく不安でした。
一般の地図には舗装されていないハイキングコースは載っておらず、自治体の作る略地図は、行政上の管轄の境界の向こう側は載せないので、ハイキングコースをつなげて歩こうと言う物好きには不便でした。
とりあえずコース上で見つけた案内図は写真に取って、ここに載せておきます。
次回は、加治丘陵エリアから逆ルートで行ってみたいと思います。

2015年4月16日 入間川遊歩道・加治(阿須・霞)丘陵

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