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いろいろ歩いて行くブログ

いろいろ歩いて行った記録です。 山域のカテゴリーはだいたい昭文社の登山地図にしたがっています。

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2016年1月31日 大菩薩嶺

楽しい雪山の季節。
どこに行こうか迷いますが、近くて良い山、大菩薩嶺に決めました。

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IMG_20160131_082856 posted by (C)OtterSF
裂石の登山口。
多くの人が登っています。
ここから丸川峠経由で大菩薩嶺を目指します。
昨年の夏に来たときは下山に使ったルートです。

2015年6月13日 牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺

雪は硬くなっていて、上に少し新しく雪が積もった様子があります。
アイゼンなしでも歩けそうですが、軽アイゼンでもあった方が安心かと思います。

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IMG_20160131_101854 posted by (C)OtterSF
丸川峠にて。
空は曇っていてガスっていますが、これから晴れそうな雰囲気はあります。

この手前の登山道の両側の低木に雨氷がついて、まるでトンネルのようになっていました。
綺麗でしたが、道に覆いかぶさるようで、這うようにして下をくぐりました。

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IMG_20160131_104544 posted by (C)OtterSF
しばらくすると日が出てきました。
雨氷に光が当たって美しい。

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IMG_20160131_104554 posted by (C)OtterSF
陳腐な表現ですが、宝石のように輝いていました。
まともなカメラとまともな撮影技術があればよかったのですが。

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IMG_20160131_113603 posted by (C)OtterSF
重厚なコメツガ林の中を登り続け、大菩薩嶺の山頂に着きました。

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IMG_20160131_114737 posted by (C)OtterSF
樹林を抜けると、パッと明るくなって、開けた目の前に富士山。
広角レンズで撮った写真なので小さく写っていますが、実際にはドンと大きく見えます。

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IMG_20160131_115023 posted by (C)OtterSF
南アルプスの純白の峰々。

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IMG_20160131_114748 posted by (C)OtterSF
青と白の世界。

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IMG_20160131_115408 posted by (C)OtterSF
この日に来てよかったと思います。

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IMG_20160131_115927 posted by (C)OtterSF
美しい道が続きます。

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IMG_20160131_120832 posted by (C)OtterSF
空は恐ろしいほど青く。

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IMG_20160131_122344 posted by (C)OtterSF
親不知ノ頭から大菩薩湖と富士山を眺める。

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IMG_20160131_122830 posted by (C)OtterSF
大菩薩峠と介山荘を見下ろして。
ここは日当たりが良いせいか、土が露出しているところも少しですがありました。

介山荘の前まで行って、上日川峠に下ります。
去年の秋に来たときには登りに使った道です。

2015年10月24日 大菩薩峠・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠

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IMG_20160131_134232 posted by (C)OtterSF
上日川峠にて。
ここからさらに裂石まで下りていきます。
雪は緩んできて、水っぽくなってきました。

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IMG_20160131_142923 posted by (C)OtterSF
千石茶屋の前まで来ました。
ここまで来れば、出発点の裂石まではもうすぐです。

ということで大満足の山歩きでした。
不満があるとしたら、もっと堪能したかったということくらい。
やっぱり良い山でした。

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2015年10月24日 大菩薩峠・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠

前回は牛奥ノ雁ヶ腹摺山から大菩薩嶺へ歩きましたが、今回は上日川峠から大菩薩峠まで出て、そこから逆に南下していきます。

2015年6月13日 牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺


上日川峠から出発。多くの登山客で賑わっています。
このあたりは紅葉が綺麗でした。

麓から上日川峠にかけて、植林されたと思われるカラマツ林が多かったのですが、登っていくにつれておそらく天然の、コメツガなどの針葉樹林に変わっていきます。

大菩薩嶺には行かないので、富士見山荘の前を通って大菩薩峠に向かいます。


介山荘の前に着きました。天気も良くて気持ちいい。


大菩薩湖と富士山。さらに北岳、間ノ岳も望めます。


小金沢山に向かって歩いて行きます。
大菩薩湖の周囲はカラマツ林のようですね。


この道は、笹原と岩のエリア、笹原の所々に針葉樹があるエリア、明るく疎らな針葉樹林の下に笹が茂っているエリア、暗く密な針葉樹林の下に苔が生えているエリアと、風景がいろいろ変わっていくのが好きです。


このように樹皮が剥がれた木が目につきました。鹿の仕業でしょうか。
鹿の糞らしきものもありました。


小金沢山にて。
ここで昼食。


牛奥ノ雁ヶ腹摺山。
大菩薩峠を離れるにつれて人が少なくなっていきますが、山頂には数人の人が休んでいました。

さて、ここまでは以前歩いた道ですが、ここから先は初めてです。


黒岳山頂。展望はありません。
誰もいませんでした。


明るい広葉樹林になってきました。
もう紅葉は終わっていますね。


白谷丸にて。
歩いていると度々富士山が目に入るのが嬉しいのですが、午後に入るとてっぺんが雲に包まれていました。

このあたりは草原になっていますが、左手に小高くなっている場所があって、そこに向かって草の中に踏み跡が続いています。
気になるので行ってみると…


そこは、白い小砂利の上に岩がゴロゴロしているちょっと不思議な場所。
ここも一人占めです。


さらに道を下っていくと、湯ノ沢峠に至りました。
真っすぐ進めば滝子山まで道は続いていますが、ここで右に曲がって山を下ります。


峠のすぐ近くにある避難小屋。
ここからもう少し下りると水場があるのですが、周辺がぬかるんでドロドロでした。しかも、その上を落ち葉が覆っていて、マシな踏み場を見つけるのが困難に…。


焼山沢に沿って下っていきます。

舗装された林道に出たら、さらに下っていきます。
ちょっと舗装路歩きが長くなるのがなんですが、やがてやまと天目温泉に着きます。

大菩薩は歩いて気持ちのいい道だと改めて思います。
晴れていて日差しは暖かでしたが、一日風が吹いていました。これからさらに風は冷たく、空気は澄んでいくのでしょう。
秋が深まっていく気配を感じる山歩きでした。

2016年1月31日 大菩薩嶺

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2015年6月13日 牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺

関東地方も梅雨入りしましたが、予報では雨は降らないようだったので行ってきました。

甲斐大和駅からバスに乗ります。小型のバス2台。補助席も使ってですが座って行けました。
すずらん昆虫館前で下りるつもりでしたが、アナウンスもなく通り過ぎそうになります。別の人が運転手に声をかけて停めてもらいました。
終点の上日川峠まで乗る人が圧倒的多数のようで、途中で下りるつもりの人は予め運転手に声をかけておいた方がいいかもしれません。


この登山口を使う人は少ないようです。蝉の大合唱が聞こえます。


こんな感じの林道をしばらく歩いた後、山道らしくなってきます。
針葉樹と広葉樹の交じり合う、なかなか感じのいい道です。


大きな岩があるなあと思って見るとパノラマ岩と名がついていました。


パノラマ岩の上からの眺め。大菩薩湖が見えます。


この付近の木は立ち枯れています。何故でしょうか?


牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂です。
天気はまあまあですがあまり遠くは見えません。それでも西には青空も見えるのですが、東側はドヨンと灰色の雲が空を覆っています。
風は涼しく快適です。

ここから大菩薩嶺に向けて北上。
大菩薩方面から来る人と頻繁にすれ違うようになります。


針葉樹の森。薄暗く湿って、苔むしています。


明るく乾いて、見晴らしのいい笹原。
異なる風景が交互に現れて退屈しません。


小金沢山頂。
ここで一息ついて昼食。



上日川峠からの道と合流する石丸峠は笹原の中にあります。
この付近にはつつじも咲いていて、赤い花の色が目を惹きます。


大菩薩峠に到着。人がたくさんです。
ちょっと休んで行動食を齧ったら、大菩薩嶺に向けて歩き出します。


道を振り返って、大菩薩峠と介山荘を眺めます。


大菩薩嶺へと続く道。


ここが標高2000メートルとのこと。
大菩薩峠と嶺の間はとても多くの人が歩いています。家族連れも多いですね。
午後に入っても涼しく、気持ちよく歩けます。


大菩薩嶺の山頂は展望もなく地味です。
この先は丸川峠を経て下山します。


樹林帯はつまらないと足早に歩き去る人も多いようですが、大菩薩嶺の森は雰囲気があってわりと好きです。コメツガ林とのこと。
標高を下げていくと広葉樹が増えてくるようです。それとともに再び蝉の声も大きくなってきます。


開けた所に出ると、そこが丸川峠でした。

だんだん疲れが出てきて、丸川峠からの下り道は足にこたえます。
気温も高くなってきたよう。
頑張って下り続けます。

その後、無事に裂石のバス停まで辿り着きました。
ところがやって来たバスが既に満席で立っている人もいます。裂石で更に乗りこんだので、なかなかの満員バスと化します。
少し先の大菩薩の湯前のバス停でもたくさん人が待っており、乗りきれずに次のバスを待つ人もいました。

梅雨の合間を狙っていきましたが、雨に降られることもなく、気持ちのいい山歩きが出来ました。
深田久弥の『日本百名山』でも、大菩薩嶺は手軽に行けて楽しい山という風な紹介をされていましたが、期待に違わぬいい道を歩けました。
また歩きたい山です。

2015年10月24日 大菩薩峠・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠

2016年1月31日 大菩薩嶺

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2015年5月2日 滝子山

笹子駅から歩き始めました。
舗装された林道歩きがしばらく続きます。


道証地蔵。ここから登山道になります。


道は沢沿いについています。この日は暑かったので、涼し気なのはいいですね。

その後、沢沿いを離れて迂回路を行きます。
斜面についたつづら折りの道がちょっと歩きにくい。
汗をかきながら、青空と若葉の緑と、時折見える富士山を励みに登っていきます。


再び沢沿いの道に。
澄んだ流れのそこで川砂がきらめいています。


頂上間近。
木が切り払われて、広々とした道になっています。
ときどき吹く風が心地よい。


山頂に到着。
南に富士山。その手前に三つ峠。アンテナが立っているのは御巣鷹山ですね。
北の大菩薩嶺の方向も展望が開けています。
頂上は登山者で賑わっています。食事をしたり、景色を眺めたり、写真を撮ったり、思いおもいに時を過ごしています。
一角に場所を見つけて、昼食にしました。

頂上から少し引き返して、初狩駅の方向へ下山します。


日当りのいい南側の、広葉樹の斜面を下っていきます。
新緑が綺麗ですが、ちょっと暑い。


檜平です。ここからも富士山がよく見えます。


下っていくと沢沿いの道になります。
そのうち舗装道に出ました。藤沢川沿いに歩いていけば初狩駅方面に行けます。

沢沿いの道と富士山の眺めが楽しめる山歩きでした。
滝子山には四阿のようなものはなく、ベンチもほとんどありませんでした。人工物の少ないシンプルな山もいいものだと思います。

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