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いろいろ歩いて行くブログ

いろいろ歩いて行った記録です。 山域のカテゴリーはだいたい昭文社の登山地図にしたがっています。

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2015年10月31日 丹沢大山

丹沢大山は、昔から信仰の山として多くの人が登ってきたということで、東京で言えば、高尾山や武蔵御岳山のような存在でしょうか。

登山口ではお弁当やパンを売っていたりして、ハイキングスポットとして何だか長閑な雰囲気です。
旅館、茶屋、土産物屋などが軒を連ねる参道の石階段をまずは登っていきます。
登山道はやはり人が多いですね。


ケーブルカー駅の先で男坂と女坂とに分岐しています。
大山寺に詣りたいので、女坂を選びます。
道はずっと階段です。


雨降山大山寺。
かつては八宗兼学の寺院だったそうですが、江戸時代に山岳信仰は真言宗か天台宗のどちらかに属するよう定められた影響なのか、真言宗となっています。
山岳信仰は神仏習合ですから、明治以前は阿夫利神社とも一体の信仰だったのでしょう。
ここで御朱印を頂きました。

大山寺から阿夫利神社下社までの道も階段です。


阿夫利神社下社にて。
ケーブルカーで登ってきた人々も合わせて、多くの人で賑わっています。
ここでもお詣りをして、御朱印を頂きます。

山頂を目指して先に進みます。
道は登山道らしくなってきます。
ちょっとガスが出てきて、風が冷たくなってきました。


山頂にて。
残念ながら霧で展望はなし。
ここで昼食を取りましたが、温かいものを食べたい気分。
手が冷えるので、手袋もほしくなります。

下りはヤビツ峠方面へ。
表参道から道を別れると、人の数がかなり減ります。
霧もなくなり、暖かくなってきました。
のんびりした気分で歩いていきます。


ヤビツ峠にて。
ロードバイクで登ってきた人が何人もいました。
まだ昼前です。
ちょっと休憩して、蓑毛に向けて下っていきます。

蓑毛に向かう林道は、崩壊箇所あり通行注意とありますが、それほど危険な感じはしませんでした。

その後、無事に蓑毛に到着。
これで丹沢入門ということで、これから丹沢の山々も歩いていきたいと思います。

その後:
2016年4月9日〜10日 焼山・丹沢主脈・表尾根・岳ノ台・丹沢大山

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2015年10月24日 大菩薩峠・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠

前回は牛奥ノ雁ヶ腹摺山から大菩薩嶺へ歩きましたが、今回は上日川峠から大菩薩峠まで出て、そこから逆に南下していきます。

2015年6月13日 牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺


上日川峠から出発。多くの登山客で賑わっています。
このあたりは紅葉が綺麗でした。

麓から上日川峠にかけて、植林されたと思われるカラマツ林が多かったのですが、登っていくにつれておそらく天然の、コメツガなどの針葉樹林に変わっていきます。

大菩薩嶺には行かないので、富士見山荘の前を通って大菩薩峠に向かいます。


介山荘の前に着きました。天気も良くて気持ちいい。


大菩薩湖と富士山。さらに北岳、間ノ岳も望めます。


小金沢山に向かって歩いて行きます。
大菩薩湖の周囲はカラマツ林のようですね。


この道は、笹原と岩のエリア、笹原の所々に針葉樹があるエリア、明るく疎らな針葉樹林の下に笹が茂っているエリア、暗く密な針葉樹林の下に苔が生えているエリアと、風景がいろいろ変わっていくのが好きです。


このように樹皮が剥がれた木が目につきました。鹿の仕業でしょうか。
鹿の糞らしきものもありました。


小金沢山にて。
ここで昼食。


牛奥ノ雁ヶ腹摺山。
大菩薩峠を離れるにつれて人が少なくなっていきますが、山頂には数人の人が休んでいました。

さて、ここまでは以前歩いた道ですが、ここから先は初めてです。


黒岳山頂。展望はありません。
誰もいませんでした。


明るい広葉樹林になってきました。
もう紅葉は終わっていますね。


白谷丸にて。
歩いていると度々富士山が目に入るのが嬉しいのですが、午後に入るとてっぺんが雲に包まれていました。

このあたりは草原になっていますが、左手に小高くなっている場所があって、そこに向かって草の中に踏み跡が続いています。
気になるので行ってみると…


そこは、白い小砂利の上に岩がゴロゴロしているちょっと不思議な場所。
ここも一人占めです。


さらに道を下っていくと、湯ノ沢峠に至りました。
真っすぐ進めば滝子山まで道は続いていますが、ここで右に曲がって山を下ります。


峠のすぐ近くにある避難小屋。
ここからもう少し下りると水場があるのですが、周辺がぬかるんでドロドロでした。しかも、その上を落ち葉が覆っていて、マシな踏み場を見つけるのが困難に…。


焼山沢に沿って下っていきます。

舗装された林道に出たら、さらに下っていきます。
ちょっと舗装路歩きが長くなるのがなんですが、やがてやまと天目温泉に着きます。

大菩薩は歩いて気持ちのいい道だと改めて思います。
晴れていて日差しは暖かでしたが、一日風が吹いていました。これからさらに風は冷たく、空気は澄んでいくのでしょう。
秋が深まっていく気配を感じる山歩きでした。

2016年1月31日 大菩薩嶺

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2015年10月18日 石老山・嵐山・小仏城山・高尾山

相模湖の近く、プレジャーフォレスト前から歩き始めます。


今日歩く道は、東海自然歩道の一部なので指道標はしっかりついています。
しかし相模湖病院までいく未舗装路はあまり人が歩かないのか、雰囲気がよくない。「石老山入口」から歩き出すのがよかったかも…。


相模湖病院からの道は、もともとは顕鏡寺への表参道だったようです。


大きな礫岩の並ぶ道を登っていきますが、古道の趣きがあります。


山腹にある顕鏡寺。


融合平見晴台から相模湖が望めます。


石老山頂に着きました。
周回ルートになるよう、下山します。


これが大明神展望台でしょうか。ここからも相模湖が見えます。


昨日の雨で濡れた岩が滑るので、気をつけて下りていきます。
やがてキャンプ場に至り、そこからは舗装路で出発点まで戻ります。
登ってくる数台のロードバイクとすれ違いました。


歩道橋で国道412号を渡り、プレジャーフォレストの横を通って嵐山に向かいます。


途中、竹林を通り抜けます。


嵐山の山頂。
ここで昼食にしました。

嵐山から相模川沿いの舗装路にはすぐに下りられました。
そこからまた少し舗装路を歩きです。


弁天橋という吊橋で、相模湖から流れ出す相模川を渡ります。

相模川から少し登ると、甲州街道沿いの賑やかな地域に出ます。
いきなりな感じで、やや面食らいます。

甲州街道を渡って少し歩くと富士見茶屋という茶屋があって、そこが小仏城山の登山口になっています。

登り始めるにはもう遅い時間ということもあるでしょうが、城山から続々と人が下りてくるのとすれ違います。
石老山や嵐山とは比べものになりません。

城山の頂上はいつものように賑わっていました。
ここから高尾山までは歩きなれた道です。

2015年6月20日 陣馬山・高尾山

やはり賑わう高尾山頂を通り過ぎて、今日二つ目の挑戦が始まります。

前からやりたかった、高尾山名物の団子食べ比べです。


まずは薬王院の境内にある店の十穀力団子。
米以外にいろいろと穀物が入っているのが売りのようで、ちょっと面白い食感です。


次は薬王院門前のもみじやの、みたらし団子。
香り付けに乾燥柚子を振りかけるのが特徴。
ただ、団子自体がふにゃふにゃ柔らかすぎて、個人的に好みではありませんでした。


参道の男坂と女坂の合流点にある権現茶屋の金ごま団子。他に黒ごま団子もありますが、そろそろ苦しくなってきたので黒ごまの方はまたの機会に。
この店はちょっとした行列ができていました。
ごまの香りのする団子で、疲れているせいか比較的塩味の利いたタレも嬉しい。一番好みの味です。


最後に、ケーブルカー高尾山駅近くの香住の三福だんご。
おそらく、高尾山の団子としてはこれがスタンダードだったのでしょう。上新粉の団子にあま辛いタレ。そこから差別化のために、ごま団子や十穀団子などが生まれたのではないでしょうか。
正統派が好きな人におすすめです。

いくら一日山を歩いたとは言え、団子を四串も食べると苦しい。
下りはケーブルカーでいいと思っていたのですが、結構並んでいるので、腹ごなしに歩いて下りることにしました。
一号路の下りは慣れていない人だと足にくるので、つらそうに歩いている人もちらほら見かけます。
程なく、高尾山口駅に着きました。

石老山だけだとちょっと物足りないので、東海自然歩道を使って高尾山をゴールにしてみました。天気はよかったし、道も険しいところはありません。
一番つらかったのは、四串の団子だったかも。

なお、味の好みは人それぞれと思いますので、どこの団子がいいかは、実際に食べ比べてみるのが宜しいかと思います。

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2015年10月12日 黒檜山・赤城山駒ヶ岳・長七郎山

赤城山は冬に地蔵岳に登りましたが、今回は別の山に登ります。

2015年3月8日 赤城山地蔵岳

赤城山は紅葉シーズンに入っていて、車が一杯です。


大沼に浮かぶ赤城神社。


訪れてみると、何やら厳かに儀式を執り行っています。
お参りはまたの機会にして立ち去ることにしました。


黒檜山登山口から登り始めます。
登山道には、登山客が列を成しています。ジーパンにスニーカーだったりで、気楽なスタイルの人が多いようです。家族連れも多い。


登山口から少し登った所に、大沼と地蔵岳を望むビューポイントがありました。赤城神社の社殿も見えますね。

黒檜山頂への道は、難所というほどの箇所はありませんが、岩と土交じりの割合に急な坂道が続きます。とは言え、距離はそれほどでもないので一気に登ってしまいます。


頂上に到着。
たくさんの人々が昼食をとったり、休んだりしています。
その片隅で昼食。


黒檜山から駒ヶ岳を目指します。
途中、大沼と小沼が並んで見えるポイントがありました。
小沼の方がだいぶ高い所にありますね。


黒檜山を下った所で振り返って撮影。
ここから大ダルミを経て、駒ヶ岳に登り返します。


駒ヶ岳山頂に着きました。頂上はあまり広くありません。
ここでも多くの人が休んでいました。


駒ヶ岳から大沼に向かって下っていきます。
黒檜山側の道と比べると急ではないかもしれませんが、階段に次ぐ階段で、人によってはこちらの方が嫌かもしれません。
こちらも距離は大したことはありません。

いったん車道まで下りて、ビジターセンターのそばから覚満淵沿いの遊歩道を歩きます。


鳥居峠にて。
冬に来たときは、ここから見下ろす覚満淵と大沼は白く凍っていました。

鳥居峠から長七郎山を目指して登っていきます。
道はなだらかで、山道に慣れない人でも比較的歩きやすいと思います。


小地蔵岳に寄ってみました。
木々に囲まれて展望もありませんが、誰もいない山頂にちょっとホッとしました。


長七郎山の頂上は思いがけず広々とした場所でした。
正直、ついでに登ったような山でしたが、長閑な雰囲気のいい山でした。


頂上から小沼に向かって下りていく途中、開けた場所がありました。
石積みがあります。


小沼湖畔は遊歩道になっています。紅葉が綺麗です。


すぐ近くまで車道が通っているので人は多いですが、それでも静かな雰囲気のところでした。


再び覚満淵の横を通ってビジターセンターまで歩きます。
覚満淵のまわりはちょっとした湿原になっています。
さて今回の行動はここまでです。

赤城山を再訪しましたが、前回は景色があまり見えなかったので、いろいろと新鮮でした。天気も良かった。
また冬に来たいですね。

その後:
2016年2月21日 黒檜山・赤城山駒ヶ岳

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2015年10月3日 掃部ヶ岳・榛名富士

榛名山へ行ってきました。


まずは榛名神社へお参り。
巨岩の並ぶ境内を歩いて、本殿へ。
お参りを済ませたら、沢沿いの遊歩道を歩いて榛名湖へ向かいます。

この道は、例の関東ふれあいの道なんですが、全然人が歩いていません。
しばらく歩くと天神峠に来ました。
ここで初めて榛名湖が目に入って、ちょっと嬉しい。
関東ふれあいの道は、相馬山・ヤセオネ峠の方まで続いていますが、ここで道を分かれて榛名湖畔へ降りていきます。


しばらく舗装路歩き。
榛名湖の向こうに、榛名富士が整った姿を見せています。

さて、榛名湖の西岸から榛名山の最高峰、掃部ヶ岳に登ります。
ここの登山道には人がたくさんいます。


硯岩にて。
榛名湖を見下ろす素晴らしい展望です。


山頂には、この階段を登っていかなければなりません。


頂上の少し手前で振り返ると榛名湖が見えました。


掃部ヶ岳山頂。
そんなに広い山頂ではないのですが、多くの人がここで昼食をとっていました。
天気がいいのは結構ですが、日差しを遮るもののない山頂は暑かった。


掃部ヶ岳から杏ヶ岳まで道は続いていますが、そこまでは行かず、西峰まで行ってみようかと思ったのですが、この通りの笹。
道はちゃんとあるのですが、笹に覆われて足下が見えません。
暑いし、面倒くさいので引き返します。


こんな感じです。

来た道を引き返して榛名湖畔に戻ると、湖沿いの道を時計回りに歩いて行きます。
湖で釣りをする人、自転車を走らせる人、デイキャンプ?を楽しむ人などが目に入ります。


榛名湖の北側に来ると、榛名富士の登山口があります。
午後に入ってから山に登り始めるのはちょっと気持ち悪いですが、せっかく来たので榛名富士にも登ります。

多分こちらは裏側なので、同じ道を登る人はいませんでした。


30分くらいで、頂上の榛名富士神社につきました。
頂上には人がたくさんいました。服装から見ると、おそらくロープウェイで来た人のほうが多いのでしょう。

目の前にまず相馬山。
そして赤城山、白根山、武尊山、谷川岳が望める好展望です。


頂上から少し下ったところにロープウェイ駅。
ここから高崎や前橋の街が見下ろせます。夜景が綺麗かもしれません。
秩父の山並み、それに富士山もてっぺんが見えました。

下りは南側の登山道を使います。
これから登ってくる何組かの登山客とすれ違いました。
だいたい20分くらいで榛名湖の東岸まで下りることができました。
今日の行動はここまで。
日が傾いて、ちょっと涼しくなってきました。

掃部ヶ岳も榛名富士も大きな山ではありませんが、短時間で登れて展望が良いお得な山ですね。
特に榛名富士はロープウェイも使えるので、しんどい「山登り」はしたくない人でも楽しめます。

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